障害のある子どもの入浴方法には複数の選択肢があります。「訪問入浴サービスを使っているが、もっとよい方法があるか知りたい」「デイサービスで入浴しているが、ない日の対応に困っている」「スイトルボディが気になっているが、他との違いがわからない」——このページでは代表的な3つの選択肢を整理して比較します。


3つの入浴方法を比較

訪問入浴サービス デイサービスでの入浴 スイトルボディ
場所 自宅(専用浴槽持ち込み) 通所施設 自宅(ベッドサイド)
主な担い手 専門スタッフ(看護師含む) 施設スタッフ 家族
利用頻度 週2〜3回が上限が多い 通所日のみ 毎日
浴槽使用 ✕(お湯で全身を洗う)
費用 制度利用で軽減可 通所費用に含む 補助金で最大9割以上補助
医療的ケア対応 ○(看護師同行型あり) △(事業所により異なる) ○(部位を避けて使用)
一人介助 ✕(スタッフが来る) ✕(施設で対応)
毎日使える △(回数制限あり) △(通所日のみ)
浴槽移乗 必要 必要 不要

訪問入浴サービスの特徴

専門スタッフが浴槽を自宅に持ち込み、全身浴ができるサービスです。家族が介助しなくてよいため、介助者の体への負担をゼロにできます。医療型は看護師が同行するため、気管切開・胃ろうなど医療的ケアのあるお子さんにも対応できます。

メリット:本格的な浴槽入浴ができる・家族が介助しなくてよい・医療型は看護師対応

デメリット:週2〜3回が限度で毎日使えない・日程調整が必要・費用が発生する

訪問入浴サービスの詳しい解説はこちら


デイサービスでの入浴の特徴

放課後等デイサービス・生活介護などの通所施設で入浴を受けられる場合があります。通所しながら入浴もできるため、家族の負担軽減になります。

メリット:通所日に合わせて入浴できる・施設スタッフが対応する

デメリット:通所日しか利用できない・入浴対応していない事業所もある・医療的ケアへの対応は事業所次第

デイサービスでの入浴について詳しく読む


スイトルボディの特徴

ノズルからお湯を噴射しながら汚水を同時に吸引し、ベッドの上で全身をお湯で洗える介護用洗身用具です。訪問サービスを待たず、毎日家族が使えるのが最大の特長です。

メリット:毎日使える・浴槽移乗が不要で介助者の腰への負担ゼロ・医療的ケア部位を避けながら全身を洗える・補助金で費用の最大9割以上が補助される場合がある

デメリット:家族が介助を担う・浴槽入浴とは洗浄方法が異なる

スイトルボディの仕組みと特長を詳しく見る


どう組み合わせるか

3つの方法は競合するものではなく、組み合わせて使うことで毎日の清潔ケアを最大化できます。

組み合わせ例①:訪問入浴+スイトルボディ

訪問入浴のある日(週2〜3回) 訪問のない日
専門スタッフによる浴槽入浴 スイトルボディでベッドサイドケア

訪問入浴がない日の清拭だけという課題を解消でき、毎日お湯で清潔を保てます。

組み合わせ例②:デイサービス+スイトルボディ

デイサービスのある日 デイのない日・長期休暇
施設での入浴 スイトルボディでベッドサイドケア

夏休みなど長期休暇中の入浴機会の減少もカバーできます。

組み合わせ例③:訪問看護立ち会い+スイトルボディ

訪問看護のある日 訪問看護のない日
看護師立ち会いのもとシャワー浴・入浴 スイトルボディで家族が対応

医療的ケアのあるお子さんに多い組み合わせです。


費用の比較

各方法の費用は障害福祉サービスの利用状況・自治体によって異なります。スイトルボディは初期費用(本体購入)が発生しますが、日常生活用具給付制度(補助金)を利用すると費用の最大9割以上が補助される場合があります。毎月費用がかかる訪問入浴と比べて、長期的にはコストを抑えられるケースが多いです。

スイトルボディを補助金で購入する方法を詳しく見る


よくある質問

訪問入浴を使っていますが、追加でスイトルボディも導入できますか?

はい、併用できます。訪問入浴のない日の清潔ケアとして活用するご家族が多いです。

どれか一つ選ぶとしたら、何がおすすめですか?

お子さんの状態・家族の介助力・住環境によって最適解が異なります。「毎日自宅でケアしたい」「介助者の腰への負担をなくしたい」「補助金でコストを抑えたい」という場合はスイトルボディが特に評価されています。まずはご相談ください。

訪問入浴サービスの費用が高くて困っています。

訪問入浴は障害福祉サービスの給付対象ですが、回数・費用の上限があります。スイトルボディは補助金で購入後の維持費がほとんどかからないため、長期的なコスト削減に有効です。


まずはご相談ください

「うちの子に合う方法を知りたい」「スイトルボディを試してから検討したい」——どんなご相談でも対応しています。

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*本記事は2026年5月時点の情報に基づいています。各サービスの利用条件・費用は自治体・事業所によって異なります。最新情報は各窓口にご確認ください。*